イヌイットの食生活と生活習慣病

イヌイットとは、いわゆるエスキモーと呼ばれる北極圏のツンドラ地帯に住む先住民族のグループのうち、カナダ北部の氷雪地帯に住む先住民族のことです。

これらイヌイットを取り込むエスキモーの人たちは、伝統的にアザラシや鯨、白熊などの肉ばかり食べて、野菜などを主としてとらない食生活をしていました。但し彼らは、肉ばかり食べているにもかかわらず糖尿病、高脂血症、動脈硬化などの生活習慣病に増えることはほとんどありません。

それは、彼らが主に生で肉を召し上がることが、その理由の一つではないかと言われています。

生肉は、調理した肉よりもビタミンを数多く摂取できるので、野菜が余り摂取できなくてもビタミンなどの摂取が可能だとも言われているのです。

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新田次郎の小説「アラスカ物語」の中にも、北極の探検隊が野菜不足による壊血病で考え込むなか、同行したエスキモーは、生肉を採り入れるので大丈夫であったというエピソードが描かれてある。